楽しい記憶

天体写真や花鳥風月の写真など

カモメ星雲のダイナミックな姿

月が接近しており、オリオン座周囲も撮影しづらくなってきました。朝方まで粘れれば良いのですが、次の日の仕事を考えると。。

今回の撮影日1/16(火)は、月齢4.6の月が22:40に没する状況でした。没してからの撮影だと撤収がかなり遅い時間になってしまうので、月明かりの中デュアルナローバンドフィルターを使用して開始しました。この日は夕方まで有った風が、全く無くなり、しかも快晴。良い写真になる予感。。

対象は、カモメ星雲(Seagull Nebula:IC2177)です。-1等星シリウスより少し高度があるものの、南中高度は約40°と結構低い天体です。この星雲も以前一眼レフカメラで撮影しています。

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この時はISO1000で総露光時間84分でしたが、かなり荒い写真になってしまいました。まだPixInsightでの編集を行っておらず、後で星を小さくする処理だけをPixInsightで行っています。

今回は3時間以上露光するつもりで、20:30頃から撮影開始。途中11時過ぎに子午線反転のため再導入してからさらに少し露光しました。下記が仕上げた写真です。

カモメ星雲(IC2177)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro , BLANCA-70EDT+KASAI ED屈折用0.8xレデューサーII ,
    IRCutフィルター,L-eXtremeフィルター , AM5赤道儀  ,
    QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 ,
    SharpCapによる撮影 ,PHD2による2軸オードガイド 
     , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅近く農道
  • 撮影日時:
    2024/01/16(火)20:20 ~ 2024/01/17(水)00:11
  • 撮影条件:
    Gain200 , センサー温度 -20℃ 
    120sec x 104コマ(総露光時間208分)
  • 編集:
    PixInsightで加算平均合成後ABEでムラ補正し、疑似AOO合成で色合わせした画像から星雲画像、SPCCで色合わせした画像から星画像を取り出し、各々BXTや彩度増加などの編集をしてから合成。トリミング(フルサイズ換算焦点距離656mm相当)

トリミングは、子午線反転後の位置ズレの影響が出ている周囲部分を落とす程度にしました。

予定通り3時間以上露光できましたが、やはり淡い天体ですね。正直もう少し表現できると考えていました。でもフラット補正も決まり、ABEによるムラ補正も良くできて、それなりのS/Nが確保できたので、まあまあ詳細構造を表現できました。頭の上の2本の耳が後ろにたなびいているような感じもわかります。なによりも羽を広げたダイナミックな形が良いと思っています。前回とは比べるべくもない感じです。

下記はアノテーションを入れた画像です。

PixInsightのAnnotateImage Scriptではカモメ星雲IC2177を含む全体がsh2-296となっています。頭の部分のsh2-292には青っぽく写る反射星雲が存在しているようですが、デュアルナローでは全く写りませんでした。

羽の端から端までは、3°近くある大変大きなHII領域です。この星雲は、一角獣座の足元、おおいぬ座の頭の上にあります。

IC2177の位置:ステラリウムより

 

墓地から近い探鳥スポット

今日は妻の墓参り。3年と半年になりますがいまも毎月、息子と妻の母親と3人で墓参しています。墓には、妻と次の年に亡くなった妻の父親が眠っています。この墓にはいずれ私も入る予定です。

墓参りをしてから近くのファミレスで昼食を取り、境川遊水地公園に向かいました。市内の墓地からは意外と近いんです。最近私が野鳥写真を撮っている事を知ってから、妻の母親もバードウォッチングに興味が出たみたいで、元旦に別の公園で探鳥に連れ出してから今回で2回目の探鳥散策です。

私自身はここは3回目の訪問で、前回はチョウゲンボウオオヒシクイを観察した記事を書きました。

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下記は駐車場から鷺舞橋を渡り境川を右手に見ながら今田遊水地までの川沿いで観察した野鳥です。

2024/01/14撮影 カワラヒワ

2024/01/14撮影 ヒヨドリ

2024/01/14撮影 アオジ

2024/01/14撮影 モズのオスメス

2024/01/14撮影 ジョウビタキのメス

2024/01/14撮影 ジョウビタキのメス

2024/01/14撮影 ジョウビタキのメス

2024/01/14撮影 イソシギ

2024/01/14撮影 イソシギ

ジョウビタキのメスはちょこちょこ河原の茂みと岩場を行ったり来たり。イソシギは岩場を高速移動しながらエサを探していました。

そして今田遊水地に到着。前回オオヒシクイを観察した場所です。しかし今日はいませんでした。オオヒシクイの飛翔を撮りたいという年配のチャリンコバーダーさんとお話ししましたが、15時過ぎぐらいから出るという情報が有るとの事。まだ葦原から出てきていないようです。そこでは、飛んできた1羽のイカルチドリを撮影できました。

2024/01/14撮影 イカルチドリ

そこから今田遊水地の奥まで遊水地を左に見て進んでいくと、端の葦原からなんとオオヒシクイが出てきました。その時撮影したのが下の写真です。

2024/01/14撮影 オオヒシクイ

強い風の中、これを撮り終えるとオオヒシクイはすぐに遠く飛び去ってしまいました。慌ててシャッターを切ったのが下記。慌てており逆光でもあったので酷い写真です。。でも若干の模様とシルエットはオオヒシクイの特徴が出ていると思います。

2024/01/14撮影 オオヒシクイ

対岸を戻ろうと思っていましたが、遊水地の入り口で先ほどのバーダーさんがまだ粘っているのが見えたので、来た道を戻って飛び去ったことを教えてあげました。

駐車場のある多目的グラウンドに降りる所にあるビオトープを見下ろす展望デッキでは、カワセミが飛んできました。

2024/01/14撮影 カワセミ

残念ながらダイブをするところは茂みに隠れて見えませんでした。足の赤色が大変鮮やかでした。

相模川沿いの遊歩道と小出川沿いの探鳥散策

コンデジと一脚を持って、いつもの公園と小出川沿いを散策しました。一脚はホント便利です。軽いコンデジとの相性が良く、SLIKのボール雲台を取り付けて常にカメラを接続して撮影しています。手振れしにくくなった実感が有ります。一脚を使えない高い場所の撮影でも、一脚ををつけっぱなしで、雲台のノブを緩めて狙えば、軽いのであまり負担になりません。

オギ原

ここは、葦、荻(オギ)、ススキが群生している相模川沿いに整備された遊歩道です。この場所に来るようになる前までは、例の特徴的な穂を有する植物は全部「ススキ」だと思っていました。水辺から近い順に、葦、荻、ススキなんだそうです。前回同様いつもの公園から入って川沿いを北上して戻ってきました。

カワラヒワツグミをたくさん見れました。

2024/01/13撮影 カワラヒワ

2024/01/13撮影 ツグミ

そして、木の茂みでさかんに動き回っている鳥がいたので棒になっていると、ガビチョウが出てきました。暖かかったせいか、結構活動的だったようです。今日は、朗々とした綺麗な鳴き声も1回だけですが聞こえてきました。

2024/01/13撮影 ガビチョウ

そして今回もアオジがいました。

2024/01/13撮影 アオジ

結構北上したところの葦原にメジロの群れが飛んで来ました。

2024/01/13撮影 メジロ

そして、メジロが去った後、違う鳥がやって来てすぐにいなくなりました。なんだかわからずに撮影しました。

2024/01/13撮影 オオジュリン

初撮影のオオジュリンだと思っています。嘴をきちんと撮れていないので、今回は「暫定」とさせていただきます。

2024/01/13撮影 カワラヒワ

カワラヒワハクセキレイを撮影後戻る事にしました。

2024/01/13撮影 ハクセキレイ

近所の小出川沿い

家の近くに戻ってきて近くに車を停めて、いつもの小出川沿いを散策。カワラヒワ、モズ、カルガモコガモオオバンコサギを観察できました。

2024/01/13撮影 カワラヒワ

2024/01/13撮影 カワラヒワ

 

<初撮影>

オオジュリン

オリオン座のスター達と撮影方法

今日は、オリオン座のスター達です。オリオン座は、やはり今が一番撮影し易い時期ですね。三ツ星の真ん中で輝く1.65等星アルニラムの正中時刻は22時頃なので、19時頃から準備を始め20時頃から撮影開始すれば、うまく行けば子午線越えまでに2時間露光可能です(あくまで計画通りに行けば。。)。

これらの星雲は比較的明るい対象であることと、この日は月が無いので、茅ヶ崎市内のいつもの撮影場所(SQM 19.14 mag./arc sec2)で十分S/Nを確保できると考えて全体の色バランス重視でCBPフィルターを使いました。

木星雲と馬頭星雲

まずは、木星雲~馬頭星雲。全く同じ構図で9月の遅い時間帯に冬先取り撮影していました。

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この時は60分の総露光時間でしたが、今回はその倍の2時間露光して滑らかさと淡い部分の表現範囲を広げる目論見でした。しかしやはり思い通りにはいかないもので、撮影開始まもなく、出ないはずの雲が出て来て四苦八苦。かなり雲通過待ちもしましたが、途中からは中断も面倒なので撮り続け、結局歩留まり率は65%(42/65コマ)と酷い状況でした。M42も撮影予定だったので22時ぐらいでやめました。

下記が仕上げた写真です。

オリオン座アルニタク周囲の散光星雲(燃木星雲・馬頭星雲)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro , BLANCA-70EDT+KASAI ED屈折用フィールドフラットナーII ,
    IRCutフィルター,CBPフィルター , AM5赤道儀  ,
    QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 ,
    SharpCapによる撮影 ,PHD2による2軸オードガイド 
     , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅近く農道
  • 撮影日時:
    2024/01/06(土)19:41 ~ 22:02
  • 撮影条件:
    Gain200 , センサー温度 -20℃ 
    120sec x 42コマ(総露光時間84分)
  • 編集:
    PixInsightで加算平均合成後、SPCCにより色合わせを実施。星雲画像と星画像を分離して各々BXTや彩度増加などの編集をしてから合成。トリミング(フルサイズ換算焦点距離640mm相当)

前回より24分露光が増えただけですが、月が無かったこと、センサー温度を-5℃から-20℃にしたことが功を奏したのか、S/Nは明らかに向上しており燃木星雲の淡い広がりも表現でき、馬頭星雲周りのHII領域も滑らかに仕上がりました。前回はムラを除去しきれず、また周辺収差を除くためトリミングで誤魔化していましたが、今回はほぼノートリミング。これが理想の構図だと思っています。

オリオン大星雲(M42

続いてオリオン大星雲です。これまではEOS RP(フルサイズミラーレス一眼)でしか撮影したことが有りませんでした。

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今回初めてカラー冷却CMOSカメラでの撮影です。ここでトラブル。ポタ電のシガーコネクタから取っているカメラ用電源プラグが抜けやすいのは以前から気になっていたのですが、子午線越えのため自動導入をやり直したことによりケーブルが若干突っ張ってしまい、ルーズコンタクトになっていて気づいた時にはセンサー温度爆上がり。-20℃に下げるのは結構時間がかかるので、結局露光開始は23時ごろになってしまいました。ホントこのコネクタ何とかしたいものです。

下記が仕上げた写真です。

オリオン大星雲とランニングマン星雲

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro , BLANCA-70EDT+KASAI ED屈折用フィールドフラットナーII ,
    IRCutフィルター,CBPフィルター , AM5赤道儀  ,
    QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 ,
    SharpCapによる撮影 ,PHD2による2軸オードガイド 
     , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅近く農道
  • 撮影日時:
    2024/01/06(土)23:03 ~ 2024/01/07(日)01:06
  • 撮影条件:
    A:Gain200 , センサー温度 -20℃  , 60sec x 17コマ(総露光時間17分)
    B:Gain120 , センサー温度 -20℃  , 5sec x 29コマ(総露光時間2分25秒)
  • 編集:
    PixInsightで露光時間の異なるA,B 2種類の画像を各々加算平均合成後HDRComposiotionで合成。SPCCによる色合わせ後BXTや彩度増加およびHDRMultiTransformationなどの編集後最後にトリミング(フルサイズ換算焦点距離1090mm相当)。

ランニングマン周囲の星雲やM42の周囲の淡い部分にいたるまで滑らかに仕上げることができました。

トラペジウム(*1)が写っているのがわかるでしょうか。トラペジウムは、普通に写真を撮っても、明るい中心部に埋もれて白飛びしてしまうため写りません。小口径の私の望遠鏡でも、アイピースを使った眼視であれば、鳥が羽を広げた中心で4つの星が美しく輝いているのが観察できます。望遠鏡を持っていてM42をまだ眼視観察したことが無い方(いないか。。)はぜひ観察してみてください。もちろん小口径では色は有りませんが。

わかりやすくするため中心部を拡大したグレースケール画像を掲載します。

トラペジウム

M42中心部を白飛び(*2)させずにトラペジウムを写し出すため、3,5,7,10secの各露光を行いました。そして画像編集では最適と思った5secを採用。通常の60secのIntegration画像と5secのIntegration画像を合成するという手法を用いました。この合成ProcessはPixInsightではHDRComposiotionといい、通常露光で白飛びした部分を自動的にマスキングして白飛びしていない方の画像に自然に置き換えてくれます。それでも普通にストレッチすると中心部は光に埋もれてしまうので、最後にいつものHDRMultiTransformation(明るい銀河や中心が明るい星雲で、中心部を減光して構造を浮かび上がらせる処理)で中心部を自然に減光しました。

やり方としては、いつも大変有用な情報を御提供いただいている丹羽さんの記事をそのままなぞっているだけです。

HDRComposiotionの後はSPCCにより色合わせを行ってBXTをかけています。この写真では星と星雲の分離はやっていません。理由はstarnet2では4つの星を星画像側にうまく残せなかったからです。

PixInsightの処理で最初に失敗したことがあります。それは、露光時間の異なる2種類の画像を、各々別々にWBPPにかけてしまったこと。Integrationした2つの画像をStarAlignmentで位置合わせしてからHDRComposiotionしたのですが、一部の明るい星の中心が、黒く破綻していました。露光の異なる画像を両方ともに1回のWBPPにかければこの位置合わせも自動で行ってくれるということに気づき、やり直したらうまく行きました。この時指定するBiasとFlat画像は当然2種類の露光画像共通です。

最後に、アノテーション画像です。なぜか「M42」という表記が無い。。謎です。トラペジウムは4つとも41番が振られています。

 

*1:オリオン大星雲の中心に存在する4重星

*2:写真の世界における線形領域外の状態を表す言葉。もともと線形情報である光の強さをデジタルに変換した画像の諧調を8bitで表現(実際にはセンサーのADCのbit数に依存)すると最大値は255となるので明る過ぎる対象は全て255になってしまう現象。つまり白飛びした対象からは何の構造情報も得られない。

葛飾区水元公園での探鳥体験

明日が仕事初めですが、今日は家でのんびりとこの記事を書いています。昨日の1/3(水)は実家からの帰り道、葛飾区の水元公園に寄りました。今回は午前中11時半頃に到着しました。ミゾゴイ、フクロウ、オオタカ。。期待感を胸にコンデジと最近購入した1脚を持って散策開始。

2024/01/03撮影 キンクロハジロ

小合溜にはたくさんのカモ類がいます。まずはキンクロハジロ。この鳥を撮影していたら、小学生低学年ぐらいの男の子が「キンクロハジロ撮ってるんですか?」と声をかけて来ました。お父さんと散歩しているようです。「そう。良く名前を知っているね。すごいね。」と返すとお父さんが「すごいって!良かったな」と子供をほめていました。この子は野鳥の知識がかなり有るようで、お父さんは「私は鳥の名前とか全くわからないんですけど、この子は良く知ってるんですよ」と。

2024/01/03撮影 ホシハジロ

そしてホシハジロキンクロハジロとともにかなりの大群で、この日の小合溜はこの2種が支配的でした。カモ類のような動きの遅い野鳥には、手振れ防止のため一脚は効果が有る様に思います。

そしてバードサンクチュアリ方面に歩いていくと、途中の林でエナガの群れに遭遇。

2024/01/03撮影 エナガ

2024/01/03撮影 エナガ

可愛い鳥ですが、この日もまともに撮れませんでした。ほんと細かく常に動き回っているので撮影難易度は高い野鳥です。

そして、大スターのミゾゴイ登場!5番観察窓手前の道を左折して、サンクチュアリ沿いの道に平行している小径沿いにいました。最初アジア系外国人2人が藪の中にカメラを向けていたので覗いてみると、なんと至近距離を歩いていました。急いで一脚を出して撮りまくりました。でもどうしても枝カブリになってしまうのが難しい所です。気づくと人だかりができていました。

2024/01/03撮影 ミゾゴイ

2024/01/03撮影 ミゾゴイ

ここのミゾゴイは、人に慣れているのか全く逃げないんです。危険を感じると首を伸ばして木立に擬態すると図鑑に書いてあるのですが、その気配は全く有りませんでした。人を気にせずゆっくり歩きながらエサを探しているように見えました。この鳥は環境省指定絶滅危惧II類 (VU)です。日本では夏鳥で、越冬する個体もいるそうですが、九州など暖かい地方がメインとなるので、この地での越冬はかなり珍しいということになります。それともこれから南に移動するのか。。

2024/01/03撮影 オオタカ

そして5番観察窓ではオオタカを観察できました。最初窓から覗いた時は、小合溜から引いた池の対岸の木に留まっているのはカラスとカワウのみでした。カワセミでもいないかと探しましたが、見つけられず。あきらめて移動しかけた時、「あ、オオタカいる!」と中学生ぐらいの子供の声。「ほんとだ!」とお父さんの声。どうやら猛禽類狙いでここで粘っているバーダー親子って感じでした。

2024/01/03撮影 オオタカ

中学生のとなりの窓から覗いてみると、確かに今までカワウとカラスしかいなかったはずの木にオオタカがいました。でも遠いので強拡大すると手振れが目立ち、一脚を使って何とかこの写真が限界って感じでした。枝カブリですが、一応目も写りました。

そしてさらに北上すると樹上にシロハラがいました。この鳥も初めてなので、何の鳥かわからないで撮影しました。

2024/01/03撮影 シロハラ

そして水生植物園手前の開けた場所の木には、カワラヒワアトリ。アトリも初撮影で、ネット情報にあった「ベンケイヤマガラ」かなあ。と思っていました。ベンケイヤマガラを狙っているバーダーもかなりいました。

2024/01/03撮影 カワラヒワ

2024/01/03撮影 アトリ

水生植物園を過ぎてからUターンして、中央広場のサンクチュアリ寄りの道を戻ってきて、途中サンクチュアリ方面の道を左折するとすぐにその左側の藪の中に降り立った鳥を見つけたので棒になっていると、地面上の落ち葉をひっくり返しながらエサを見つけるシロハラがいました。例によってなんていう鳥かわからず撮影しました。

2024/01/03撮影 シロハラ

2024/01/03撮影 シロハラ

そして、近くの木にはアトリが食事中。

2024/01/03撮影 アトリ

2024/01/03撮影 アトリ

そして、往きとは異なる場所に大スター推しのファン集団がノロノロ移動していました。一発でミゾゴイがいる場所が分かる状態。バードサンクチュアリの5番観察窓付近ではありますが、異なる場所でした。見過ごすわけにはいかないのでここでも撮影させてもらいました。ほんとファンへのサービス精神が高い鳥でした。

 

2024/01/03撮影 ミゾゴイ

最後は、ヤマガラの横顔が良く撮れました。

2024/01/03撮影 ヤマガラ

<初撮影>

ミゾゴイ、オオタカシロハラ、アトリ

 

2024初撮り_バラ星雲

新年あけましておめでとうございます。みなさん良い年をお迎えでしょうか。

私は今年もあわただしい正月です。今年もはてブロに力を入れていきますので何卒宜しくお願い致します。

今日は元旦に撮影した、一角獣座のバラ星雲写真です。1/2-3日と帰省したので記事が遅くなってしまいました。この星雲は、天体改造(hkir)したEOS RPで去年の2/9に撮影しています。

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この時は、スカイメモSWを使ってベランダで90分間露光しました。今回は初めてカラー冷却CMOSカメラでの撮影です。高度が低い時間からの撮影なのと、途中月が出てくるので、その光害除去能力に期待してデュアルナローバンドフィルターを使って3時間以上露光しました。スカイメモSWの1軸オートガイドではこれほど長い時間は非常に困難です。極軸合わせと天体の手動導入に時間がかかる事と、1時間ぐらいで極軸調整のやり直しを行う必要があったからです。赤道儀をAM5にしてからは、極軸合わせはPoleMasterを使って10分ほどで完了し、導入は数分で完了します。また私の光学系では3時間ぐらいは完全ノータッチガイドで全く問題有りません。

下記が仕上げた写真です。

2024/01/01撮影 疑似AOO合成したバラ星雲

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro, BLANCA-70EDT+KASAI ED屈折用0.8xレデューサーII ,
    IRCutフィルター,L-eXtremeフィルター,
    AM5赤道儀  , QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡,
    極軸カメラ Pole Master
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入  ,SharpCapによる撮影とPlateSolving
     ,PHD2による2軸オートガイド 
    , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅近く農道
  • 撮影日時:
    2024/01/01(月)19:28 ~ 23:16
  • 撮影条件:
    Gain200 , センサー温度 -20℃ 
    120sec x 93コマ(総露光時間186分)
  • 編集:
    PixInsightで加算平均合成後、疑似AOOによる色合わせ画像から星雲画像を、SPCCによる色合わせ画像から星画像を各々取り出し、それぞれBXTや彩度増加などの編集をしてから合成。トリミング無し(フルサイズ換算焦点距離633mm相当)

途中雲通過待ちが発生したので、予定よりずいぶん時間がかかりました。

去年2月に撮影した写真はそれなりに満足できたのですが、今回と比べると雲泥の差ですね。これほど品質が向上するとは驚きです。カメラと赤道儀が変わり、露光時間が増えたことが一番の要因だと思いますが、画像編集技術の向上もかなりのファクターだと感じています。

BXTのAIがVer4になってすぐにUpDateしていたのですが、プルダウン選択でVer4を選択しないとデフォルトのVer2のままで動いていることに気づいていませんでした。なので、今回の写真から初めてAI Ver4でBXTをかけています。驚いたのは、星の尖鋭化が大変進化していることです。周辺コマ収差の補正が結構なレベルで出来るんです!以前のように強くBXTをかけても、周辺コマ収差で伸びた星像が明らかに「星割れ」しにくく、点像に変換されます。

0.8xレデューサーによる最適な光路長がようやく見つかったことも有りますが、上記AIの進化のおかげも有って今回はノートリミングです。それでも収差補正は完全では有りませんが。。

それと、0.8xレデューサーとL-eXtremeフィルター(ドロワー使用)の組み合わせが初めてだったのですが、当日FLATを撮るのを忘れてしまいました。面倒なので、モンキーヘッド星雲でやった様に、ムラ補正処理のABEの関数次数を20次以上に上げて、L-eXtremeのドロワー内反射だけを取り除こうとしたのですが、うまくいかず、

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中心部が不自然に暗く落ち込んでしまったのでボツとしました。1/3に帰宅後FLATを撮影(カメラは望遠鏡に付けたままにしておいた)しました。この画像を使用してWBPPをやり直したのが上記写真です。

細部構造もかなり立体的になり、グロビュールの構造も以前より良くわかります。それと、この星雲、視点を変えると、少し右を向いている骸骨にも見えるんですよねえ。わかります?今回は右目のさらに外側の丸い暗黒部も表現できました。

下記はアノテーション画像です。

視直径は90'ぐらい、実際の直径は130光年ほどの巨大な天体です。NGCカタログでは、NGC2237,2238,2246が星雲部分、NGC2239,2244は中心部の散開星団です。NGC2252は星雲の外周にある散開星団です。シャープレスカタログでは、全体にsh2-275という番号が付いています。

星雲としては、中心部に生まれた星団の若くて青い恒星により巨大分子雲がイオン化されたHII領域で、やがてこれら高温の若い星からの輻射圧によって星雲は吹き払われる運命にありますが、グロビュールと呼ばれる暗黒帯(星形成領域)では今でも新しい星が生まれています。ガスは中心からどんどん吹き払われているわけですが、その速度と星雲全体の立体構造との関連については、今でも学術的に議論されている分野のようです。

最後はいつものように、天体の位置がわかる星座絵です。一角獣の口の部分に有ります。

バラ星雲の場所:ステラリウムより

 

探鳥散策_いつもの公園にアリスイ

今年最後の探鳥記事になると思います。今回は、馬入ふれあい公園里山公園の野鳥たちです。今日から冬休みに入り、遅く起きてから色々家事をやって出かけたのでふれあい公園には10:30頃着きました。いつもの相模川を望む展望デッキに行く途中、上空を2羽の猛禽類が旋回していました。一応撮影したのですがピンボケです。

2023/12/29撮影 ノスリ

正直良くわかりません。友人の意見ではノスリですが、現地でお話ししたバーダーさんは、ミサゴの幼鳥かなあ。。と。

そして展望デッキでは3人の方が中州を観察していましたが、シギチ類は出て来ません。遠くで採餌中のカンムリカイツブリを撮影したのですが、ピンボケでボツにしました。

その後川沿いをいつものように北上。定番メンバーのハクセキレイムクドリです。

2023/12/29撮影 ハクセキレイ

2023/12/29撮影 ムクドリ

その後すぐに撮影できたのが何とアリスイでした。

2023/12/29撮影 アリスイ

撮影した時は、モズの高鳴きと勘違いしてカメラを向けたと思います。でも撮ってみると「ツグミ」か?と思っていました。家で調べるとアリスイでした。関東ではめずらしいそうです。繁殖地は本州北部と北海道。冬は本州中部以南の暖地に移動するそうなので、一時的に立ち寄ったのか、それとも暖冬のせいでここで移動をやめたのか。

そして今日はアオジをたくさん観察できました。

2023/12/29撮影 アオジ

2023/12/29撮影 アオジ

ここでは初めてのオナガの声も聞こえてきました。探してみると対岸の木にいました。

2023/12/29撮影 オナガ

そしてツグミメジロ。たくさん見れました。

2023/12/29撮影 ツグミ

2023/12/29撮影メジロ

この後色々買い物をして昼食を取ってから里山公園に行きました。ここでは初撮影のアオゲラを撮る事ができました。

2023/12/29撮影アオゲラ

2023/12/29撮影アオゲラ

2023/12/29撮影アオゲラ

最後の写真はピンボケなんですが、頭頂部の赤色が撮れたのがこの写真だけでしたので一応。そしてコゲラ

2023/12/29撮影コゲラ

最後は、来年の福を呼ぶ可愛い三毛です。毛並みが良いので飼い猫かもしれません。だとしたら勝手に撮影してすいません。。

2023/12/29撮影 三毛猫

<本日の初撮影>

アリスイ、アオゲラ