紫金山アトラス彗星は、天文家の間では、1997年のヘールボップ彗星に次ぐ大彗星という人もいるようです。イオンテールが長いのが特徴で、実際には10度(満月20個分)以上の長さがあるそうです。
もったいないので、昨日アップした金星とアークトゥルスを入れた写真の再編集(S字カーブ補正追加)と、雲に沈む直前に撮った縦構図の写真を編集してみました。
基本の編集方法は昨日のアップ写真と同様です。
<共通条件>
カメラ:EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM , 撮影地:葉山市 ,
PixInsightで彗星核スタック
縦構図の方は2倍強トリミングしています。こうすると彗星の迫力が良く伝わりますね。なかなか気に入っています。最初の写真より7分ぐらい経っているので、だいぶ暗くなってきたことも功を奏していると思います。
イオンテールは、核からおとめ座の4等星109virぐらいまで(約6度)伸びているように見えます。ほんと長いテールです。
所有している8x40の双眼鏡の実視界が約6度なので、観望中に我ながら思わず声が出てしまうのも無理が有りません。
2枚目の写真も、1枚目同様に彗星無し写真のIntegrationがうまくいきませんでした。ただこちらは、彗星を消してからの再StarAlignmentはうまくいったものの、Integrationで星がずれてしまっていました。やはり景観部分の影響だと思います。このあたりの編集方法についてはさらに調査が必要ですが、次に彗星写真編集するのはいつのことか。。