楽しい記憶

天体写真や花鳥風月の写真など

天の川にある球状星団M56,M71

L-QEFによるM57のブロードバンド撮影の流れで、こと座M56と、や座M71を撮影しました。どちらも夏の天の川の中にある球状星団で、賑やかな雰囲気になるはずです。どちらもノートリミングで掲載します。

M56

2025/7/9撮影 球状星団 M56

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , IRCutフィルター , L-QEFフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭
  • 撮影日時:
    2025/07/10(木)00:06 ~ 2025/07/10(木)02:19
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    120sec x 60コマ(120分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/SPCC/BXT/SCNR/LRGBC/GHS/CT/CS/NXT等

典型的な球状星団の周りにたくさんの微恒星が写っており綺麗に仕上がりました。トリミングはしてませんが、拡大しても意外と星がシャープで分離できています。

視直径は6-7' というところでしょうか。距離は32,900光年だそうです。

M71

2025/7/9撮影 球状星団 M71

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , IRCutフィルター , L-QEFフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭
  • 撮影日時:
    2025/07/10(木)02:25 ~ 2025/07/10(木)03:22
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    120sec x 26コマ(52分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/SPCC/BXT/SCNR/LRGBC/GHS/CT/CS/NXT等

M71はずいぶんまばらな球状星団です。これにより20世紀半ばまで散開星団球状星団か論争が有ったようです。天の川の中心に近いせいもあり、M56より周囲の微恒星が多いですね。

26コマしか撮影できなかったのは、M57撮影開始前のドリフトアライメントに時間がかかっていまったせいです。オフアキにしてからガイド精度は出るのですが、まだ慣れておらずドリフトアライメントに時間がかかってしまいます。結構久しぶりだったというのも大きいです。

コマ数が稼げなかったので無理して編集しているため、輝星のハロが少し目立ってしまいました。

M56より若干大きく視直径は8' ほどです。距離は13,000光年だそうです。

場所

下図は7/10のM71正中前の星座絵です。

M56,M71の場所(ステラリウムより)

いずれの星団も、こと座のベガ(織姫星)とわし座のアルタイル(彦星)の間の天の川に有る事がわかります。

織姫の近くのドーナツ星雲(M57)

6/18にL-eXtremeフィルターで撮影したドーナツ星雲M57の中心付近の2つの星のうち、外側の星が星雲の明るさに埋もれて抽出できなかったため、L-QEFフィルターを使用して昨日追加撮影して、そこから星画像を抽出しました。

下記が仕上げた写真です。

ドーナツ星雲(M57)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , IRCutフィルター
    , ① L-eXtremeフィルター , ② L-QEFフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影日時:
    ①2025/06/18(水)21:42 ~ 2025/06/19(木)01:45
    ②2025/07/09(水)22:00 ~ 2025/07/09(水)23:44
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    ①120sec x 89コマ(178分)
    ②30sec x 117コマ(58.5分) 星画像の取出のみに使用
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/SPCC/SXT/BXT/SCNR/LRGBC/GHS/CT/CS/NXT等

中心部の構造が、まあまあ表現できています。また、周囲のハローが微かですが見えています。ちょっと驚きです。すばる望遠鏡のHa画像と照らしてみましたが、おおまかな外郭特徴が一致するので、Haによる微かなハローを捉えているのだと思います。恐るべきはデュアルナロー。

最近フィルターを豆に調達しているのですが、今回初のフィルターはL-QEF。これはOptolongが2023年に出した光害カットフィルターで、Hg,Naの輝線を効果的にカットできます。CBPフィルターよりも若干可視光域の帯域が広いので買ってみました。

下記は、メーカーの帯域特性グラフをcsvに落とし込んでPIのfiltermanagerで294MCPのセンサーと合成した「B」特性をCBPと比較したものです。若干L-QEFの方が広いのがわかります。この違いを実感できるかどうかはまだ先です。

この天体は2年前の夏に自宅で、無謀にも7cm F6 の屈折とCBPを使用して撮影しています。

webkoza.hatenablog.com

小さい天体なので、レデューサーを使わずにF8で撮影してみても良かったかもしれません。次回撮影する時はそうします。

下記はトリミング前の画像に入れたアノテーションです。

近くにIC1296という渦巻銀河あるのですが、この渦巻き構造とM57を同時に画角に捉えた驚異的な写真を見つけました。うちの庭では無理かな。。

下記は、7/10 のこと座が南中する時刻の星座絵です。上が北、右が西です。M57は織姫星ベガの南にあります。

 

バブル星雲 NGC7635

オフアキシスガイドを使用して6/18に撮影したM57 ドーナツ星雲は失敗作でした。明る過ぎる中心部構造はHDRMultiScaleTransformを使用して浮かび上がったのですが、あれ?中心部には目立つ星が2つあるはずなのに1つしかない!Exp.Time=120secでは中心部の淡い星が埋もれてしまい、淡い星が抽出できなかったというお粗末な結果でした。あるはずの星が無いのは不自然なので、ボツとしました。

そして今回は6/22に撮影したカシオペア座にあるNGC7635 バブル星雲です。

2025/6/22(日)撮影 NGC7635

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , L-eXtremeフィルター , IRCutフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影日時:
    2025/06/22(日)22:33 ~ 2025/06/23(月)03:38
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    120sec x 78コマ(156分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/SPCC/SNET2/BXT/NN/SCNR/GHS/CT/CS/NXT等

前回は同じカメラでBLANCA-70EDTとQBPを使用して撮影しています。

webkoza.hatenablog.com

同じF6鏡筒ですが、さすがに口径の差とデュアルナローによってずいぶん細部を描写できました。もっと露光を増やせば周りの淡いHII領域もさらに表現できるのでは無いかと思います。

撮影時間に比べて合計露光時間が短いのは、雲の出現、強風、電線帯の通過という3重苦により歩留まりを上げられなかったからです。

この日は、最初雲に苦しみながらなんとか極軸を合わせてから、りゅう座にいる猫の目をExp.Time=0.3と0.4秒の2種類で撮影したのですが、後で編集してみると星がほとんど写っておらず、しかもディザリング撮影してしまったためか、Integrationエラーが出てスタックできませんでした。相変わらずの試行錯誤です。。

下記はNGC7635のアノテーション画像です。

 

りゅう座_キャッツアイ星雲 NGC6543

久しぶりの天体写真です。梅雨の合間6/16,17,18と3日連続で望遠鏡を庭に出す事ができました。今回は6/16と6/17に撮影したNGC6543です。オフアキを導入して初の成功写真です。

実はギリギリの撮影チャンスだったアンタレス周囲のカラフルタウンをDTDで撮影しようと、最初に実験的にオフアキを使ってみました。望遠鏡がFMA135なので、いつも使用している130mmガイド鏡とほとんど変わらず本来意味無いのですが、試してみようとしたのが失敗でした。昼間にピント位置は出してあったのですが、PHDの設定に手間取り(というかガイドカメラが変わると色々プロファイルの設定変更が必要だということを失念していた)、準備時間がかなり増大し少し撮影したところで直ぐに雲が出て来て撮影不能状態に。。ガイド精度もひどい状態でした。

しかも撮って出し写真を見ると、アンタレスのゴーストとハロが盛大に出てしまい、お話しになりませんでした。

露出条件にも依存すると思いますが、F4.5のFMA135を使ってASI585MCP+DTDフィルターでの撮影だと、輝星周りの対象はきびしいと分かりました。

そして、今回本来のオフアキの使い方である、長焦点による対象として、NGC6543を選びました。ガイド精度向上と歩留まり率向上が目的です。セッティングに手間取ってしまい、23時過ぎからのスタートになりました。

下記が仕上げた写真です。

りゅう座_キャッツアイ星雲 NGC6543

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , L-eXtremeフィルター , IRCutフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影日時:
    ①2025/06/16(月)23:16 ~ 2025/06/17(火)02:59
    ②2025/06/17(火)20:43 ~ 2025/06/18(水)02:34
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    ①120sec x 79コマ(158分)
    ②120sec x 137コマ(274分)
    計 432分
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/SPCC/SNET2/BXT/SCNR/GHS/CT/CS/NXT等

中心部分の猫の目はつぶれてしまっていますが、周りの淡い部分の構造はまあまあ表現できました。

この惑星状星雲は、北天の「りゅう座」にあります。名前の由来はおそらく中心部の大変明るい部分が猫の目に似ていることによるでしょう。この猫の目は8.1等級の中心星から噴出した物質と高速の恒星風との相互作用によって形成されているそうで、さらに周りの淡い物質との輝度差が大変大きく、この淡い部分を写そうとすると、猫の目がつぶれてしまいます。セイファート銀河のようです。

120secの撮って出しを見ると既に完全につぶれています。Exp.Timeをもっと短くしたり、Gainを下げて撮影して合成する事により猫の目も表現できるでしょうか。

猫の目の短手は、19.8"。今回のシステムにおける水平1ピクセル画角が0.8"。ガイド精度のRMS値が悪い時で1.2"ぐらいなので2"の分解能で表現できると仮定すれば、猫の目の短手全体は、分解能の10倍ほどの大きさがある事になります。これなら何とか表現できる?のか?

下記は撮影中の機材

物置の前の駐車スペース(=庭先)です。制御用のPCに家のwifi経由で部屋の中のPCからリモートログインしています。撮影開始後は放置して寝てしまいます。DTDフィルター以外のフィルターではプレートソルビングが成功するので、子午線反転動作も自動でやれるためほんと便利です。

ところで、下記はオフアキのガイドグラフと統計データのスクショです。

2日目の21時ごろの様子です。RMS値が、0.80pxとなっています。大幅に向上したガイド精度を手に入れました!

ただ、ガイド星が少なく大気揺らぎや薄雲の影響で光量変化が激しい時はガイドエラーが連発する時が有ります。2日目の子午線反転前はちょっと苦しみました。また、ガイド星のピント調整がやりにくい!ヘリコイド式のピント調整治具を調達した方が良いかも。

肝心の歩留まり率は、子午線反転前の電線帯通過中を除けば90%越えでした!こちらも大幅に向上したと言えます。

最後にアノテーション画像です。

猫の目の周囲部分は、長手6'ほどもある事がわかります。PGCカタログの番号が付いた暗い銀河が以外に多いのですが、半分ぐらいは写ってませんね。

最後に位置を示す星座絵です。上が天の北極です。

NGC6543の場所(ステラリウムより)

 

ホタル観察の感動

2025/6/8(日)にいつもの友人に誘われて、カメラと三脚を持ってホタル観察に行ってきました。最初ポツポツ雨が落ちてきましたがすぐにやみました。

たくさんのホタルを見れて、しかも初めて写真に収めることができて感動です。ホタルは確か子供の頃どこか旅行した時に見たことがあるのですが、よく覚えていません。

場所は、友人Tの地元座間市にある「いっぺい窪緑地」。ここの水路は、大変ありがたいことに「ホタルを守る会」の方々が保全に尽力されているようです。私有地なのでくれぐれも迷惑のないようにマナーを守りましょう。

友人夫婦と夕食をとってから、ショッピングセンターの駐車場に車を停めて徒歩で向かいました。到着したのは18:40ぐらい。19時過ぎに1匹・2匹と灯りはじめ、ピークは19時半頃だったと思います。

暗い茂みの中で明滅するたくさんの移動する光の点。。幻想的の一言でした。たまに手が届くのではないかという距離まで来る個体もいました。

(2025/6/9 11:30 写真差し替え:明るさを増加)

下記が仕上げた写真です。

2025/6/8(日)撮影 蛍乱舞

EOS RP(hkir) + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
ISO5000 , f/18 , Exp.Time 30sec  , f=65mm , 34コマ
Pixinsight:Debayer , 34コマ比較明合成 , CS , Curv補正 , NXT

 

とりあえず1眼レフと三脚、レリーズシャッターケーブルを持ってノープランで出かけたのですが、何とかなるものです。下記はその場の試行錯誤で得た教訓。

  • 30秒程度は露光しないと軌跡を捉えられない
  • かなり絞り値を上げて被写界深度を上げないとピンぼけの酷い写真になる
  • ISO感度はできるだけ高く

2025/6/8(日)撮影 求愛行動(?)の蛍

 

2枚目の写真は、最後の方にたまたま撮れた、2匹の蛍がもつれながら流れて行った1コマだけを編集したものです。左から右にもつれながら流れていくのはオスがメスにアプローチしている求愛行動でしょうか?

 

夏の箱根探鳥

2025/6/7(土)に久しぶりに1人で探鳥ドライブに行きました。向かったのは箱根です。例によって出発が遅く9時頃になってしまいましたが、定番の夏鳥を撮影できました。

芦ノ湖畔の野鳥の森を目指してR1で行こうと思ったのですが、既に渋滞していたので旧道を使いました。

どこでもウグイスが良く鳴いていました。まずは旧道沿いの林に姿を現したウグイス

ウグイス

ここからはお玉ケ池周辺にて。最初はメジロ

メジロ

樹上のホオジロは今まであまり撮影していない気がします。

ホオジロ

下面が撮れなかったので確定では無いのですが、頭の色がグレーっぽいので、リュウキュウサンショウクイだと思います。友人Nも同意見。

リュウキュウサンショウクイ

そして駐車場出口の道路上真ん中を歩いていたキジです。車の中から撮影。完全に無警戒だったので、かなり近くから撮れました。実は散策開始前に、遊歩道の入り口にも番のキジがいました。撮影したのですが、今一の出来なので掲載しません。メスは特にヤブの中だったので顔も認識できませんでした。

キジ

ここからは箱根野鳥の森周辺です。まずは至近距離のシジュウカラ。この時期の若鳥は警戒心が薄いように感じます。

シジュウカラ

今年も同じ場所で撮れたキビタキ

キビタキ

ひどい写真ですが、これはヤマガラの幼鳥だと思います。群れで飛び回っていました。下面が白っぽく羽の色も淡い感じです。

ヤマガラの幼鳥

そして、団子状態を過ぎたエナガの若鳥です。薄茶色の羽の色が良くわかります。

エナガの若鳥

エナガの若鳥

箱根野鳥の森周辺は、真夏になるとクマゼミソウシチョウの「鳴き声合戦」状態に突入します。他の野鳥の声はなかなか聞こえてこない状態になるのですが、この時期はなんか平和です。

帰りも旧道を使いました。途中甘酒茶屋に寄って、いつもの冷やし甘酒と味噌おでん。

(食べ始めてから気付いて写真に撮りました。。)

そして旧道沿いの日帰り温泉に浸かって、のんびりしてから帰ってきました。

 

小旅行と夏鳥探鳥写真

いつのまにか6月に入っていました。今年は5月から梅雨のような天気が続き、天体写真を全く取れていません。せっかくオフアキシスガイド機材を整えたのに。。そうしているうちに月の支配下に入り、しかも銀河撮影のシーズンは終わりを迎えようとしています。。

今回は5月に老母を連れて1泊で袋田温泉に行った時の写真と、6/1にいつもの友人に同行した時の探鳥写真です。

2025/5/20~5/21 の小旅行

5/20-21の1泊で車いすの老母を連れて小旅行に行ってきました。初日は水戸偕楽園を散策してから袋田温泉に向かいました。

2025/5/20撮影 偕楽園の竹林

思い出浪漫館という温泉旅館を2部屋予約しました。私と母が泊まる部屋と妹と姪が泊まる部屋です。私と母が泊まる部屋は車いすが入れる完全バリアフリーの部屋でした。どちらも露天風呂付きで渓流が見下ろせる部屋で、快適でした。部屋の温泉露天風呂に妹と姪(看護師)が母を入れてくれました。

下記はチェックイン後に、近くの袋田の滝で撮影したものです。

2025/5/20撮影 袋田の滝

数日前に結構雨が降ったせいで、かなり水量が多く、迫力がありました。

2025/5/20撮影 袋田の滝観瀑台へのトンネル4通路

そして5/21の旅館からの朝焼けと朝日です。早朝母に起こされてベランダで撮影しました。明けの明星と月が綺麗でした。

2025/5/21撮影 旅館からの朝焼け

2025/5/21撮影 旅館からの朝日

5/21はチェックアウト後大洗海岸に向かい、漁港近くで昼食を食べて海沿いをドライブしてから帰ってきました。

2025/6/1 静岡県での探鳥記録

6/1(日)に、いつもの友人の静岡探鳥に同行させてもらいました。まずはコンビニ前の遠くの空き地にいたキジ。ピンボケです。

キジのオス

目的の遊歩道入り口のホオジロ

ホオジロ

遊歩道に入るとイカルがたくさんいました。独特の声で鳴いていたので良くわかりました。

イカ

たまたま近くに来たシジュウカラは青虫を捕まえた所でした。

シジュウカラ

そして、下の写真はカケスです。遠くをどんどん逃げていくのでかろうじて証拠写真程度しかとれませんでした。でも初観察・初撮影です。

カケス

私の暮らしている所では見かけないこの蝶は、低山に暮らすウスバシロチョウです。前翅越しに背景の植物の緑色が透けているのがわかるでしょうか。

ウスバシロチョウ

イカルのアップ

イカ

車に戻る手前にいたホオジロ。近くで撮れました。

ホオジロ

遊歩道を離れて田園地帯へ。ここは去年友人達がケリをたくさん観察したところです。

まずはアマサギ

アマサギ

定番のオオヨシキリが元気に鳴いていました。

オオヨシキリ

アマサギアップ

アマサギ

そしてケリです。たくさん撮ったのですが、ピントが来ているのはこれ1枚だけ。ケリも神奈川ではなかなか見れない鳥です。

ケリ

最後に別の自然公園へ。ここではキビタキが近くで撮れました。

キビタキ

 

<初撮影>

カケス

ケリ

 

Photos By PowerShot SX70 HS                              

Image Editing By Canon DPP , NXT(PixInsight)