楽しい記憶

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亜鈴状星雲M27

7/4(木)に亜鈴状星雲M27を撮影しました。この惑星状星雲は去年BLANCA-70EDTで撮影しています。

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今年はR200SSを使って撮影しました。下記が仕上げた写真です。周りの淡い星雲の広がりが少し表現できたことにより、ずいぶん前回とは形が異なっています。もはやダンベルには見えませんね。でもまだまだです。次はデュアルナローバンドフィルターで撮影してみたいです(来年かも)。

2024/7/4撮影 亜鈴状星雲(M27)

↓↓ すいません。写真追加しました。1晩寝るとやはり再編集したくなる。。
↓↓ GHSでさらに周りの星雲を強調してみまし↓た。どちらが良いのやら。。

2024/7/4撮影 再編集_亜鈴状星雲(M27)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro , R200SS(D=200mm,f=800mm)+コマコレクター,
    IRCutフィルター,QBPIIIフィルター ,
    AM5赤道儀  ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 ,
    APTによるピント調整支援、PlateSolving、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭
  • 撮影日時:
    2024/07/04(木)21:42 ~ 2024/07/05(金)02:25
  • 撮影条件:
    Gain200 , センサー温度 -5℃ 
    240sec x 58コマ(露光時間232分)
  • 編集(PixInsight):
    WBPP/GraXpert/SPCC/Starnet2/BXT/GHS/ScreenStars等
    フルサイズ換算3290mm相当にトリミング

星像については、まだ少しおにぎり型の星があるものの、まあまあのレベルになりました。前回斜鏡のオフセット位置を考慮したセンターマークが少しずれていたので付け直した記事を書きましたが、そのマークを使った光軸調整後初の撮影です。

コリメーションアイピースだけでは十字ワイヤーの中心と斜鏡センターマークが一致しているかわかりずらいので、厳密に合っているのかずっと不安でした。今回はタカハシのセンタリングスコープなるものを購入して確認しました。

この製品は、シュミカセ用なのですが、ニュートン反射にも使えるとのことなので買ってみました。ピント調整ができ、センタリングスコープのセンターマークと、斜鏡センターマークのどちらかにピントを合わせて確認することができます。下記は、斜鏡に付けたセンターマークが写っている様子をスマホで覗いて撮影したものです。ほぼ合っているのがわかります。

センタリングスコープによる斜鏡マーク

PixInsight 1.8.9-3が出ているようです。でも1.8.9-2にupした時色々あったから、躊躇ってしまいまだアップしていません。。