楽しい記憶

天体写真や花鳥風月の写真など

秋のキャンプ

3連休前半1泊で久しぶりのソロキャンプに行ってきました。場所は、神川県道志村滝原オートキャンプ場

www.takibara-camp.site

ここは去年8月に訪れています。道志川沿いの林間サイトなので天体写真は撮れそうにありませんが、野鳥は撮れるかもしれないので、Power Shotは持って行きました。

朝7:30には出発しようと思っていたのですが、結局出発したのは8時過ぎ。あまり調べていなくて、東名高速道路の大井松田-御殿場間の左ルートが補修工事で閉鎖されていることを知らず、右ルートの大渋滞にはまってしまい、大きく遅れてしまいました。東名高速で御殿場ICまで行き、北上した後山中湖小山線でパノラマ台に立ち寄り、山中湖からR413を道志村に戻ってくる計画だったのですが、上記渋滞によりパノラマ台に到着したのは10:15。大井松田ICで降りて246号を行くべきでした。

下記はパノラマ台で撮影した富士です。

2023/11/3 秋の富士と山中湖_パノラマ台から

快晴の中本当に美しい富士でした。ここの絶景はおすすめです!駐車場は小さいので混んでいましたが、回転は良く少し待つと入れます。写真右上の方には、月齢19.4下弦2日前の月が写っています。予定ではここで絶景を堪能した後、無料駐車場に車を止めて湖畔をゆっくり探鳥散策でもしようと考えていたのですがまったく時間が無くなってしまいました。一応湖畔を車で一周してみたのですが、観光客の多さにびっくり。考えてみれば3連休初日なのですから、当たり前でした。無料駐車場の空きも無く、結局コンビニに寄ってから早めにキャンプ場に向かいました。

滝原オートキャンプ場は山梨県道志村道志川沿いにある小さな林間サイトです。全エリア道志川に面しており、風情があり大変お気に入りの場所です。家族連れは少なく、夜の子供による大声も少ない印象で、良く管理された施設と言えます。

12時前に到着して最初にタープを設営していると、聞いたことが無い野鳥の声。声の方を探していると、何と1羽の黒っぽい水鳥が、さかんに目の前の道志川の石の上で鳴いていました。良く見ると、時々川にダイブして何かを咥えてきます。結構長い間水中に潜る事もありました。下記がその時の写真です。

この鳥はカワガラスです。もちろん初撮影です。日が差し込まず暗いのでピントが甘いです。これは、絞り優先モードで、開放で無い設定で撮っていたせいで写りが暗く、ISO感度が3200に振り切れており、ノイズが盛大に載ってしまい、これをPC上でデノイズ処理したので総じてピントが甘く見えます。撮影技術の問題ですね。。

3枚目と4枚目は水生昆虫を咥えています。後で図鑑で調べると、川底の石の裏などにいる昆虫を捕らえるのだそうです。

前にも書きましたが、私のキャンプスタイルは、コールマンのツーリングドームSTの上に小川張りでテントが全部入るウィングタープを張ります。ツーリングドームSTはインナーテントの上にアウターを張ると、前部にインナーを出た空間に密閉できる若干の前室空間を作れます。その上にウィングタープを張れば、さらにその前に広い前室空間を作れます。ここはタープの屋根が有るので、方向を考えて張れば人目をうまく遮り、1人で過ごす完全なリビングになります。私はキャンプ中ほとんどこのリビングでヘリノックスのキャンプチェアに座って過ごします。

下の写真は、焚き火台です。これは日本のメーカーASOBUが作った焚き火台で、A4サイズに畳め、五徳用の火箸2本も含め全重量1kg未満の優れものです。

IRORI201

このIRORI201の一番良い所は、火力が強いことです。空気の通り道が合理的に確保されているためだと思います。このため火も点き易く、しかも左右に壁が無いため一旦火が点いてしまえば、一般的に販売されているキャンプ用サイズの薪を割らずに置けます。また、高さを3段階調整できる、2本の火箸を穴に挿せば、その上に小さなやかん、フライパン、クッカー、メスティン、シェラカップ等何でも置けます。

夕食は、メスティンで炊いた米と、網で焼いた焼肉や野菜。定番ですがこれが一番好きです。夜は寒くなって来たので、8時過ぎにはテントに引っ込み、テントの前室空間にガスヒーターを置いて読書をしながら過ごし、10時前にはヒーターを消してから寝てしまいました。

昼間は暑くなるという予報だったこともあり、3つ持っているシュラフのうち春・秋用(comfort 0℃のもの)と、全身入れるインナー毛布も持って行ったのですが、少し甘かったようです。持って行った服を全て着込んでも3時間おきに寒さで目が覚めました。でもまたすぐ眠れたので寝不足とまではいきませんでした。普通の人では暑いぐらいでも、私の場合極端な寒がりなので、今後はこの時期でも真冬用(comfort -11℃)のシュラフを持って行くことにします。朝管理人さんに聞くと朝方は5℃を切っていたのではないかとのことでした。

2日目は、朝食後マッタリ過ごした後、片づけをして11時チェックアウト。当初の予定では割引のある道志の湯に浸かって帰宅の予定でしたが、前日湖畔でゆっくりできなかったので、再チャレンジということで湖畔に向かいました。今度は無料駐車場が空いていたので、車を止めて湖畔を少し散策することができました。湖には、オオバンヒドリガモが群れで浮かんでいました。近くの小出川ヒドリガモが来るのは来月かなあ。

2023/11/4 山中湖のオオバン

2023/11/4 山中湖のヒドリガモ

湖畔にはハクセキレイが何羽も飛んでいました。

2023/11/4 山中湖畔のハクセキレイ

湖畔道路わきの林では、カラ類と思われる野鳥の鳴き声がさかんに聞こえましたが、見つけられませんでした。でも紅葉が見事!

2023/11/4 山中湖畔の紅葉

その後は湖畔から少し河口湖方面に行った所にある紅富士の湯でゆっくりした後、食堂で遅めの昼食を採りました。ここは、富士山を目の前に見ながら入れる露天風呂がある大規模な日帰り温泉です。3年前に亡くなった温泉好きの妻と何度か訪れた場所です。昔はそんなに混雑する場所では無かったのですが、最近は人気でこの日も大変混雑していました。

帰りは、富士五湖道路から東名自動車道で帰ってきました。