楽しい記憶

天体写真や花鳥風月の写真など

箱根野鳥の森と花

月曜日に休暇を取得して、4/21(日)~ 4/22(月)の1泊で、義母と息子の3人で網代温泉に小旅行に行ってきました。この時の初日に撮影した野鳥と花の写真紹介です。

朝7時半ごろ茅ヶ崎を出発して向かったのは箱根芦ノ湖畔の桃源台近くにある、箱根ビジターセンター。ここの駐車場に車を停めて周囲の整備された森の遊歩道を3人で散策しました。最初少し小雨が降っていたので傘を持って開始しましたが雨は予想していた通りすぐにやみました。

箱根野鳥の森とその周囲

私は過去何回か来たことが有るので、

webkoza.hatenablog.com

いつものようにビジターセンター前の入り口から野鳥の森方面に入りました。野鳥の森のバードウォールからは、キセキレイを観察できました。

2024/4/21撮影 キセキレイ

樹上のキセキレイは初撮影です。

野鳥の森は水場を廻る周囲500mぐらいのエリアのことですが、途中エリア内の林に入ったところに、見慣れない鳥が1羽飛び回っていました。

2024/4/21撮影 コサメビタキ

ルリビタキのメスかと思って撮影しましたが、後で調べると、初撮影のコサメビタキでした。なかなか可愛く撮れました。

野鳥の森を離れてから遊歩道を歩いていくと、ゴルフ場横の林でキビタキがきれいな声で鳴いていました。あまり近くに寄ると離れてしまうのですが、何とか撮影できました。

2024/4/21撮影 キビタキ

義母といっしょという事もあり、花の写真も結構撮りました。正確な名前はわからないので、調べながらこの記事を書いていますのでいつもより時間がかかっています。。

ゴルフ場横からメインの遊歩道に戻って、一旦車道を渡ってから白百合台園地で撮影したのが、下のアセビの木とクサボケです。

2024/4/21撮影 アセビ

クサボケは、3mほどになるボケの木とは異なり、草の様に低い低木。ボケは中国産ですがこちらは日本固有種という説が有るようです。

2024/4/21撮影 クサボケ

白百合台園地を抜けて車道を渡り、キャンプ場の入り口付近で、木の低い場所で鳴いているソウシチョウを撮影できました。ホント可愛い!ここに来ると必ず撮れます。

2024/4/21撮影 ソウシチョウ

キャンプ場入り口付近では、タチツボスミレミヤマキンバイキランソウ、アカネスミレが咲いていました。

2024/4/21撮影 タチツボスミレ(?)

2024/4/21撮影 ミヤマキンバイ

ミヤマキンバイもスミレの様に類似種が多いようですが、葉の形からそうだと思っています。亜高山帯~高山帯の砂礫地、草地に育つ高山植物だそうですが、一般的な開花時期は7-8月。なのでちょっと早い気がしますが、標高730mぐらいと比較的低いのと、急に暖かくなったので咲いたのでしょうか。。

2024/4/21 キランソウ

そしてこの特徴的な雑草のような花は、キランソウというそうです。

2024/4/21 アカネスミレ

葉の形からあきらかにタチツボスミレでは無く、アカネスミレだと思っています。

2024/4/21撮影 ミツバツツジ

そして湖畔に近い道の散策を始めると、ミツバツツジが満開でした。花の後に開く「三つ葉」はまだ全く開いていませんでした。

この後湖畔の海賊観光船乗り場前のレストハウスで昼食を取った後、50周年広場や花の広場内の遊歩道を通って駐車場に戻りました。

2024/4/21撮影 モミジイチゴ

モミジイチゴは50周年広場あたりで咲いていました。鋭い棘のある低木で、白い花が全て下を向いているのが気になって撮影しました。花の後に生るイチゴはジャム等に利用されているそうです。

箱根関所跡周辺

次に箱根関所跡に行き、湖畔で休憩。その周辺では、ムスカリウラシマソウを撮影。どちらも大変特徴的な花です。

2024/4/21撮影 ムスカリ

2024/4/21撮影 ウラシマソウ

箱根恩賜公園

休憩した後、関所跡には入園しないで、となりの恩賜公園へ。昔皇族の庭園だったこともあり、今も大変良く手入れされている観光スポットでした。

2024/4/22撮影 公園上り階段

2024/4/22撮影 西洋シャクナゲ

2024/4/22撮影 植木のトンネル

植木のトンネル。。なんか絵画を見ているようでした。

下の写真は湖畔展望館の2階テラスからの眺望です。天気が良いと富士山が正面に見えて絶景のようなのですが、あいにくの天気で富士山は見えませんでした。

2024/4/22撮影 箱根恩賜公園湖畔展望館からの眺望


<初撮影の野鳥>

コサメビタキ